Slopenailの日記

健康とマネーと書評を中心に書いています。

家計簿をつけるのって意味ある?

家計簿をつけるということ。

僕にとっては今となっては歯磨きをすることと同じくらい習慣になっているわけだけど、これまで通算で5年ぐらいつけています。

果たしてつける意味ってあるのでしょうか?

 

結論から言うと、貯金をしたいと思ってはいるものの、毎月お金が全く貯まらない。

いやむしろ赤字でボーナスでなんとか埋め合わせている(笑)

いやいやむしろ、ボーナスまでも食い尽くし、カードローンでちょこちょこ借り入れて補填している(!) 

(なかなかイタイ状況だと思いますが...)

っていう人にはまさに意味のあることだと思います。

 はい、まさに上記が数年前の僕の状況でした(苦笑)

 

お金を貯める、ということはその人の状況(収入、支出、負債の額、資産の額、家族の有無)によって取る対策は様々だと思います。

僕は今から数年前、数百万の借金を背負って...というほどではありませんが、毎月の収支は赤字でボーナスを切り崩し、挙げ句の果てにはカードローンで借入をして毎月を凌いでいました。給料日前はいつも口座の残高が数百円。。。(泣)というような状況でした。

 

マネーリテラシーを高める為、お金に関する書籍を読み漁ったり、お金に関するセミナーに通ったりしていましたが、今思えば最も役に立ったのは、間違いなく家計簿をつけるということだったのです。

 

おかげさまで今ではカードローンも完済して貯金もある程度は溜まっている状態になりました(ほっこり)。

 

家計簿をつけることのメリットを挙げるとざっとこんなところです。

 

1.現状を把握できる

これは、何にいくら使っているのか、毎月の 収入はいくらで、支出はいくらなのか。

結局手元にいくら残るのか、といったことがわかります。

普通の人にとってそんなことを把握することは当たり前のことだと思いますが、

支出をコントロールできていない当時の自分にとってはとても意味のあることでした。

まずは、自分が身の丈に合っていないお金の使い方をしているんだということをきっちり数字で示す必要あるのです。そう、自己説得することが第一歩です。

 

2.計画性が身につく

現状把握ができると、何にいくら使えるのかがわかるので、そこから予算を立てることができます。

ですので、この費目はこれぐらいでやりくりしないといけないから、ここはいくらで抑えようとか考えるようになり、お金を使うことに抵抗感を持つようになります。

財布の紐が固い人にはわかりづらい感覚だと思うけど、浪費家の人ってお金を使うことに抵抗がないっていうか、むしろパーっと使っちゃうことが快感なんですね。。

まあ、それも一概に悪いとは思わないけど。。

とにかく計画性がないというか、お金ないくせに条件反射的にお金使っちゃうんだと思いますね。。

あと、年間の予算なんかも立てるようになってくると先が見通せるようになり、今はお金がなくても1年後に目指す状態がわかるので、モチベーションが上がりますね。

 

3.数字に強くなる!

日々記録して毎月集計して、月単位で年間の予算を立てて、、、ってやっていると、

正直数字に強くなりますよ。特にこれを機にせっかくなので、軽く会計の勉強をして取り入れたりするとなお良いですね。

家計簿はいわゆるP/L=損益計算書になると思うのだけど、僕は家計簿以外にもB/S=貸借対照表もつけるようにしています。

これはまあ、月に一度でいいんだけど、月末の現金の残高とかを記録することをしています。やはり大切なのは手元のキャッシュがどれだけあるのかということと、正味の資産=純資産がいくらなのかってことだと思うので、家計簿はちょっと面倒という人も残高の把握は月に一度だけなので、楽だしお勧めです。

具体的には資産、負債、純資産に分けて集計するんだけど、まず、資産は現金ですね。あと、積立ての保険とか株式とかやってる人はそういうのも含めます。

負債は会社じゃないのでそんなに項目ないけど、クレジットカードで来月以降引落のものや借金、携帯電話料金などの当月利用で支払いが来月以降のものなど。

 

そして、純資産=資産ー負債 となります。

 

ちなみに、僕は純資産は余裕でマイナス。債務超過状態でした。

住宅ローンとかある人は別としても、僕の場合、奨学金は借りてたけど大きなローンもないのに純資産はマイナスだったんです。。(悲)

 

ただ、B/Sの予算を作ったことで、手元に残る現金はなかなか増えなかったけど、借金は毎月返しているので、確実に純資産は増えていくわけです、計画上は。

なので、先の予算を作らないと、手元の現金の残高だけを見てしまって、モチベーションが上がらないけど、予算を作ることで目標ができ、それが継続に繋がりました。

 

次回の記事では家計簿以外で取った施策を書きたいと思います。